第70話 青学旋風
11月30日に、青山学院大学駅伝部の記事を紹介しました。『青学旋風』がお正月の箱根駅伝でも吹き荒れるのか、大変楽しみにしていましたが、期待通り優勝しましたね。しかも、全10区間で1位を並べるという『完全優勝』。恐れ入りました。
『チームと個人の「自立」を促す指導法』。発想力豊かな若手に「どうすれば速く走れるようになるか」を自ら考えさせ、実践させる。言葉で言うと簡単なようですが、なかなか難しいと思います。例えば、トレーニング一つとっても、骸骨の模型、筋肉図を前に「長腓骨筋」、「ヒラメ筋」・・・と、専門的な筋肉名称を使い何時間もグループで議論するなど、時間と工夫を重ねて積み上げて行かなければなりません。でもそれが軌道に乗れば、体をただ漫然と動かすのではなく、鍛える箇所、その意味を理解して鍛えるようになる。するとトレーニングが楽しくなり、効果も倍増するのだそう。
会社経営も同様ですね。従業員が、仕事をやらされていると感じているうちは効率も上がらず効果も薄い。実戦が難しいテーマではありますが、「従業員が自然と能動的に仕事をしてくれる会社」を目指して今年も頑張っていきましょう!