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子供のゴルフの試合で大きな楽しみが終わると、数日後にもう一度楽しみがあります。 インターネットでの写真の注文『オールスポーツ』です。

 

昔々、自分が高校生の頃、陸上競技で(一応)インターハイまで行きました。 その時、試合が数日間にわたっていると、2日目以降にある業者のブースが設けられ、 出場選手の写真が展示され、気に入ったものがあれば購入できるといったサービスがありました。 実際自分も4~5点ほど自分の走っている写真を(大きな額入りで)持っています(今でも物置に眠っています・・・)。

 

今では、それがインターネットで選ぶことができ、じっくり見て購入できるのです。

 

『オールスポーツ』を運営しているのは、フォトクリエイトという会社。 年間4万件を超えるイベントの写真を撮り、出場者に提供しています。

なるほど!と思ったのは、スポーツイベントだけでなく、カメラマンが保育園に訪れ、保育の日常を撮影したりもするといいます。

 

上述の通り、昔からあるサービスをアレンジしたものなので、なんだその程度か・・・と思うかもしれませんが、 この会社の(強み:Strength)は、契約しているカメラマンの質と量! 実に1,260人の腕利きのカメラマンと契約しているのだそうです。

 

一般人向けの大きなスポーツイベントの一つに(東京マラソン)がありますが、 東京マラソン本番には68人のカメラマンが出動し、138万枚の写真を撮影したのだとか! 1人のカメラマンが1日に数万の写真を撮る計算です。

出場選手は、後日写真がアップロードされたら、ゼッケン番号で自分の写真を探し、注文。

 

アスリートだけではなく、保育園などの日常生活も、みんなが主役になれ、ハッピーに!

素晴らしいビジネスですね!

 

 

『売上高=単価×数量』 と、よく言われますが、それをもっとブレイクダウンすると、

『単価=商品単価×来店頻度×購買点数』

『数量=既存顧客×新規顧客』ということになります。

 

そのうちの(購買点数)に焦点を当て、ユニークな戦略を開始した衣料品販売gu。 ターゲットを若い女性に絞り、「ワンダークローゼット」というとても広い試着室を設けてそこに「オシャリスタ」という アドバイザーを置きます。 そして、その試着室には「クール」、「ポップ」、「キュート」といったテーマごとのクローゼットに衣料品から小物までが揃えられています。 すなわち、そのテーマごと頭の先から足先までのトータルコーディネイトのアドバイスを受けられるのです。

実際に品物があるので、試着して写真撮影し、比較検討することもできます。 消費者心理からすると、気に入ったコーディネイトであれば1点だけでなく、全てあるいは複数の商品を購入したくなります。

 

従来型の買い物は、1点1点それぞれに選んで購入するのが一般的ですので、「自分の持っているアイテムとマッチしなくてほとんど着ない」、なんてこともよくある話ですが、 このようにトータルで買い物をすればそんな無駄もなくなるのかなと思います。 是非、男性向けにも実施してほしいものです。私個人的には、コーディネイトまで考えるのは面倒なので・・・。

先日アップした記事『最強の魚屋さん』に行ってきました!! 『角上魚類』さん

 

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この週末に子供のゴルフの大会で高崎に行ったのですが、車で幹線道路を走行中に発見して突入しました。 もともとは新潟の会社で、いまでこそ首都圏に出店しているのですが、その前のステップとして高崎に出店したのだそうで、 今回突入したのもおそらくその店舗だと思います。

訪れたのは午前11時頃だったのですが、すでにお客さんでごった返し。

 

いざ店内に入ってみると、その熱気に圧倒されました。 店員さんが実に活動的に接客したり魚をさばいたり。

『親切係』だったか?!お客さんのサポートを積極的に行う専門の店員もいたり、実に楽しい空間です。

 

お客さんが、「この魚フライにしたらどうかな?」と言うと、店員さんが、「フライならこっちの方がおすすめだよ!」と言って、 お客さんが当初手にしていた魚よりも安価な魚を勧めていました 。何と良心的というか、利益だけを追求せず、顧客第一主義! 感動しました。

 

僕が釘づけになったのは、やはり丸ごと魚を売っているエリア。

鯛、平目、太刀魚、カンパチ、シマアジ、サバ、イサキ、カマス、カレイ、カワハギ、イナダ、ハタ、アイナメ、アジ、・・・・・・

 

やはりそのままの姿で並んでいると、新鮮に見え(実際とても新鮮です)、購買意欲を掻き立てますね。 そしてお客さんも、「刺身」、「3枚おろし」、「内臓だけ取り除く」、・・・様々なリクエストをしていたのですが、すべて快く対応し、店頭のすぐ後ろのエリアで捌く担当者がさっと捌いて、すぐに出てきていました。

 

実に楽しい社会科見学でした

牛丼でおなじみの吉野家さん。 デフレによる厳しい価格競争がいつも話題になる牛丼業界の先駆者ですが、その低価格化もあいまって売上高は減少傾向のようです。 そんな吉野家グループが近々、ピザ屋さんを出店するというのです。

 

どんな戦略なのか楽しみですが、どうやら戦略は『女性のひとりごはん』とのこと。 そして、カフェの雰囲気、メニューも合わせた『ピザカフェ』がコンセプトだそうです。 「ピザ屋」、とか、「カフェ」とか業態ではなく、『女性が一人でご飯を食べ、あるいはお茶を飲んでゆっくりできる』場所、を提供するといった明確な(市場:Field)があります。 女性にぴったりの一回り小さいピザをワンコインで提供するそうですが、男性にはちょっと物足りないかもしれませんね。しかし、そこはランチェスターの法則通り狭い市場で徹底的に勝つ戦略なのでしょう。女性にターゲットを絞ると、経験的には男女比率はおよそ50:50になるようです。 きっと流行るのではないでしょうか。僕も早速行ってみたいと思います。

 

さて一方で、コーヒー業界を見てみると、少し前にスターバックスが流行り、今は愛知発のコメダ珈琲が流行り、出店が加速していますね。 そして新たに、岐阜から来た元町珈琲。コンセプトは『第二の自宅』だそうです。 子供を学校に送り出した主婦とシニア層が主なターゲット。高級感と品質の良いコーヒーが強みのようです。 店内の広さが評判で、多少高くても常連客で埋まっているようです。 こちらも楽しみです。コーヒー業界というのではなく、『まるで自宅にいるように、ゆったりした空間でおいしいコーヒーを飲みながらくつろげる』市場で頑張ってもらいたいです。

 

一方で、軽井沢の丸山珈琲さんは商品軸で勝負している珈琲店。 なんといってもその強みは、海外の生産者農家を社長自ら周り歩き、最高の品質の豆を独自に調達できるルートを作り上げたそうです。

これは他ではなかなかまねのできない(資産:Assets)ですね。焙煎方法にもこだわり、最高のコーヒーが出来上がるのだとか。多くのファンが遠方からわざわざ珈琲を飲みに軽井沢に来店するようです。 コーヒーの品質で『トップオブトップ』を目指しているのだそうです。

 

戦略が明確で適格なこれらの会社はますます発展していくでしょう。消費者としても応援していきたいです。

皆さんは自分の会社の社長と気軽に話ができる機会がありますか? 一見、「そんなことは会社の規模にもよるし一概には言えない」、と思ってしまいますが、実は今、会社の規模にかかわらず社長をはじめ経営者と従業員のコミュニケーションを大切にして成功している会社がたくさんあるのです。

 

《ロート製薬》、だれでも知っている目薬の会社。市販薬のみ(対病院販売なし)でかなりの業績をあげていますが、実は低迷期もありました。この会社が再生したのは、まさに『風通し』をよくしたことが理由だと思います。 創業家の社長が交代し、新社長が行った改革は社内風土の根底からの刷新でした。オフィスをワンフロアー化、役員室を撤廃し、社長自らはそのワンフロアーの広~いオフィスのど真ん中。そしてさらにすべての従業員から『○○さん』と呼ばれています。決して誰も『社長』とは呼ばないのだそう。それがルールであり、導入当初は戸惑いもあったようですが、いまでは普通に『○○さん』。社長自らも従業員に声をかけて回り、逆に従業員からもどんどん社長に相談に来るようです。

そんな会社が化粧品を開発し大ヒットさせた「肌ラボ」も、当時の新人が社長に相談したところゴーサインが出て開発に入り、見事に商品化、ヒットしたのだそうです。その当時の新人さんもまさかゴーサインが出るとは思っていなかったらしく、社長に背中を押されて意気に感じて頑張ったというのです。あんな大企業でもそこまでの風通しの良さを実現できるってすごいですね。

 

《ピーチ》、日本では先駆けのLCC。コスト削減による低価格化に突っ走る他のLCCとは一線を画し、業績も上げているピーチアビエーション。こちらも興味深い経営をしています。

その一つがアイディアの検討会議。YORIAIというのだそうですが、従業員と社長はじめ経営者が集まって、まるで居酒屋で盛り上がっているかのようにアイディアをどんどん出しあい検討していくのです。この会社の(強み・Strength)は、CAや他の従業員が様々な業種から集まってきていることではないでしょうか。型にはまらない様々な意見、アイディアが活発に出てくるので、本当に活気に満ち溢れています。これも社長の理念と仕組みづくりに基づく素晴らしい経営だと思いました。

 

社長は社長室でふんぞり返っていてはいけないのではないか、そんな印象を受けたこの2社でした。

『ブラック企業』という言葉が世の中でささやかれています。 残業が過剰、勤務状態が契約とかい離している・・・、様々な要因があるでしょうけど、 全ては「従業員を使い捨てにしている」という言葉に集約されている感じがします。

 

現代では、新卒就業者がかなりの比率で3年以内に離職するということです。 以前の日本では考えられなかったことですが、景気動向、企業環境の変化やITの発達による情報化等により雇用環境も急速に流動化しています。

 

そんな中で、従業員を育て、やりがいのある職場を創造しているいくつかの企業のお話です。 《阪急交通社》という旅行会社は、1年目の新入社員にツアーの企画を任せます。 「トラビックス」という旅行パンフレットの中の1つの企画を丸ごと任せるそうです。 従業員は任された企画を自ら設計し、紙面構成も考えます。当然現地調査に行くわけですから経費も相当使います。 旅館や昼食会場での食事メニュー、価格交渉まで行います。当然企画全体の採算管理も。 損益分岐点の参加人数を把握し、利益確保のためひたすら努力します。 そして・・・、たとえ赤字、失敗したとしてもとがめられることはありません。 その経験を次に生かすよう上司からも励ましの言葉をかけられます。 1年目から仕事を任され、のびのびと仕事ができるこの会社、従業員も意気に感じることでしょう。

 

《メガネ21》というメガネの小売業の会社は、他社ではほとんど見ることのない仕組みがあります。 それは、『ボーナスの見える化』です。 従業員全員が、全員のボーナスを見ることができます。ですから、同期のライバルと比較してどちらがボーナスを多くもらっているか、 つまり評価が高いのかがすぐに見えてしまうのです。 確かに、そこまでオープンにすると評価の高い従業員はいいかもしれないけど、評価の低い従業員は辞めてしまうのではないか・・・? と思ったのですが、なんとこの会社、退職率がゼロに近い、つまりほとんどやめないのだそう。 ということは、ボーナスの金額、ひいては評価基準が明確かつ公平で、不平不満が出ないということです。 いったいどんな評価体系・評価基準なのでしょうか??一度見てみたいですね。他社にまねできない一つの(資産:Assets)ですね。 そして、ライバルにボーナスが劣っていた従業員は、次回のボーナスに向けて隠れた努力を惜しまない。 非常に優れた仕組みです。さらに、評価してもらいたい事案があると、自分のことだけでなく他人のことも評価アップを申請できる仕組みだとか。 素晴らしいですね。 忘れてならないのは、経営者が全ての稼得利益をボーナスとして従業員に還元することを徹底していることです。そのベースがあることが大前提です。こんな会社にいたら、常に前向きで仕事も充実するんだろうと思うのは私だけでしょうか!?

 

ホテル業界、完全復活、絶好調! こんな記事を最近目にします。 円安による国内旅行活発化、スカイツリーやディズニーランド、歌舞伎座等の話題集中、海外からのインバウンド増加、いろんな要因があります。

 

私の方も最近、仕事でもプライベートでもビジネスホテルをよく利用します。 主には、子供の試合遠征による宿泊ですが、いつもビジネスホテルです。 ドーミーイン、ルートイン、アパホテル、カンデオホテル・・・。 どのホテルも特色を出そうと様々な趣向をこらしている印象を受けます。

 

業界では、『3B』いわゆる①ベッド、②ブレックファースト、③バス(浴室)という差別化が潮流だとか。

 

確かに、シングルでも140cm幅のベッドがあったり、朝食も質の高いビュッフェだったり、大浴場を備えていたり、 利用者である我々にとって、サービスの向上を直接感じることができます。

私は、特に疲れを取りたいという理由で大浴場の有無が大きな選定要素です。 大浴場のあるビジネスホテルは、以前はさほどありませんでしたが、最近は結構ありますね。嬉しい限りです。

 

こうもサービスが充実してくると、シティホテルとビジネスホテルの垣根はなくなってきているように思います。 そんな環境の中、上記のような差別化は確かに重要ですが、ポイントはそれら差別化を可能にする(資産:Assets)をいかに構築していくか、というよりも他社にはまねのできない差別化をどう図っていくかだと思います。ソフト面、ハード面、色々な検討要素があるかと思いますが、いかにして他社にまねのできない差別化をしていくのか、今後のホテル業界の勢力図がどうなっていくのか、楽しみですね。

ビジネスのアイディアを考えること、ビジネスモデルを構築すること。 簡単そうで難しい。 『難しい』のは、ビジネスには責任を伴い、会社は生き物であるから、ビジネスは成功させなければならないからです。

 

私はいつもマーケティングを軸にビジネスモデル・アイディアを考えることを基本として関与先にアドバイスしています。 その際、大事なことは、

◆顧客にとっての価値は何か

◆顧客の言葉で考える

◆顧客にとっての価値を前提とした競合を考える

◆こちらが提供できるものから考えてはならない

◆差別化を支える独自の経営資源を作る

・・・、このようなことを大切にしています。

しかし、頭の中で考えていてもなかなかそれが形になっていきません。

 

⇒そこである会社社長の紹介です。 東京や大阪で、『つるとんたん』といううどん店を経営している会社があります。 この会社はホテルなど他のアミューズメント施設も経営しており、この不景気でも右肩上がりの成長を続けています。 とくにこのうどん店は大人気でいつも行列。少々高めですが多くの人に幸せを提供し続けています。

 

この会社の社長の話。 うどん店を始める前に、徹底的にうどん店の研究をし、毎日12店のうどん店を食べ歩いたそうです。 また、ホテルを始める前にも徹底的に研究をし、いままで数千のホテルを泊まり歩いたとか。

 

「考える」ということ。多くの起業者は「考えているつもり」で終わっている考えに考え抜いて、研究し尽くして、無意識に顧客の価値を創出できるまで行きつくして、それを形にして始めてビジネスは成功するのではないか。 そしてそれが当たり前になった人のみが真の経営者・成功者なのだろうと思います。

『つるとんたん』、食べに行ってこよう~♪

 

新潟に本拠を置き、関東に約10店舗を構える魚屋さん『角上魚類』。 他にはない人気・行列で、いつもお客さんでごった返しています。

日本海で水揚げされた魚をその日のうちに関東へ。 卸を通さず直接小売りで安く提供しています。

強さの秘訣は、

・鮮度と種類の豊富さ

・廃棄率の低さ

・対面販売による買い物の楽しさ

この3点ではないでしょうか。

 

・鮮度と種類の豊富さ

については、まずもって日本海の魚は太平洋に比べて種類が豊富。 関東の人が見たことも聞いたこともない魚(ギス、ノドグロ・・・など)がたくさん並んでいます。 そして何と言っても鮮度の良さ。通常は地方市場から築地市場に集約されてから小売業者に卸されるので、 水揚げから1日2日かかるところ、この会社は水揚げ当日中に店頭に並びます。

 

まあ、ここまではやろうと思えばできるのかなと思いますが、この会社の強みは何と言っても・廃棄率の低さでしょう。 魚屋の廃棄率は平均で6.6%ですが、ここでは0.05%!驚きの低さです。 だからこそ低価格を実現できるのです。 ここはなかなか他社ではまねできません。かなり差別化された(強み:Strength)ですが、ではそれを実現する(資産:Assets)は何なのでしょうか?! 2つの要素があります。

まずはその日の売り上げ動向をタイムリーに見ることができるシステム。これにより、売れ残っている魚は何かをタイムリーに把握します。 そして、店長がすぐにテコ入れします。この店の基本は魚1匹そのまま並べているのですが、売れ残りそうな魚はすぐに店長が対応を指示。刺身にしたり揚げ物にしたり、煮付けにしたりして、販売します。 それを店頭で販売員が顧客とコミュニケーションをとりながらうまく捌いていきます。 ここは、システム、店長の経験と資質、販売員の知識とコミュニケーション力、様々な要素が絡み合っており、なかなかまねできませんね。

そのうちの1つ。

・対面販売による買い物の楽しさ

ですが、販売員が一人一人の顧客に対応し、今の旬な魚や、どのようにしたら美味しく調理できるかなど、いろんな情報を親身に説明します。

このような(強み:Strength)を生かして、鮮度の良い種類豊富な魚を、その姿のまま楽しく買い物できるという、顧客にとっての価値を提供している『角上魚類』。本当に素晴らしい会社ですね!!

近いうちに行ってみようと思います(^^)

不況のあおりを最も受けている産業といっても過言ではない外食産業の中で、今なお右肩上がり、最高売上・最高利益を計上しているのが広尾にあるレストラン『ひらまつ』

私も一度友人の結婚式で本店を訪れ、食事をしたことがあります。 とても洗練されたフランス料理に感激したことを憶えています。

 

『ひらまつ』は売上高110億円、営業利益19億円、東証一部に上場しています。 外食でチェーン店でもないのに上場している会社は珍しいですね。 というのも、本店の高級フレンチだけでなく、カジュアルフレンチやカフェ、ウェディングレストラン等、約30店を経営しているのだそう。 フレンチのいわゆるフルラインナップで幅広いニーズに対応しています。

 

その中でも、やはり本店の素晴らしさは群を抜いている感があります。 平均顧客単価は25千円。それでも毎日満席。 (商品軸)(密着軸)の2本軸で高水準の付加価値を生み出しています。 (商品軸)でいえば、変わらぬ高品質の味はもちろん、常に新しいメニューで斬新さを追求しています。同じ食材、調理法でも盛り付けで表現を変えたり、革新を続けています。(密着軸)の観点から驚いたのは、究極の顧客サービス。例えば顧客が食事中にトイレに立つと、すぐさまフロア担当が食事中の皿を回収、厨房で盛り付け直し、温めなおすのです。また、顧客との何気ない会話の中で、その日が記念日だと察すると、お祝いのケーキを提供するなど、実にきめ細かいサービスで顧客満足・・・、ではなく顧客感動を創出しています。

 

値下げなんてとんでもない。最高のサービス、自己表現をし、相応の価格で提供する。それで来てくれるお客様だけ来てくれればよい。 非常に強気な経営ですが、料理とサービスを徹底して磨き上げた努力と自信の裏付けがあってこその経営ですね。

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