第78話 KYTって・・・?!
4月からの新年度、地区の子供会会長を仰せつかりました。そのため昨日、新年度スタートに先立って、「安全教育者研修 ~KYT~」という講習会に参加してきました。
「KYT」、初めて聞く言葉でした。「危険 予知 トレーニング」だそうです。くれぐれも「空気 読めない 寺島さん」とは言わないでください(笑)
KYTには4ステップがあり、①「危険の発見」危険要因のかき集め、②「これが危険のポイントだ」重大危険の絞り込み、③「あなたならどうする?」具体策の検討、④「私たちはこうする」行動目標を作り実戦につなげる、というものでした。
「ハインリッヒの法則」という法則があって、300回のヒヤリハットがあると、29回の事故が起き、そのうち1個が重大事故につながるらしいです。その1つを出さないために、底辺のヒヤリハットを減らしていくことが重要だとうことです。
そのまま会社経営にも使えますね。子供会活動においても、ビジネスにおいても、「想定外」はあってはなりません。段取り8割という言葉があるように、行動に移る前にあらゆる事態を想定し、どう対応するかを従業員さんに決めさせることが重要です。想定外の事態を100%防ぐことは難しくても、準備を怠らず、極力100%に近づけることはできます。
KYTを使って経営上のリスクを逓減させていかなければ、と感じた1日でした。