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「教育」・・・教え、育てる。人を育てる、という行為は、子供の教育、部下や後進の指導、等々、個々の人生、社会全体の成長において常に重要な要素を占めています。とりわけ会社経営においては、経営資源として最も重要とされる従業員の教育が非常に重要です。

 

ご存知の方も多いと思いますが、太平洋戦争の連合艦隊司令長官であった山本五十六氏のあまりにも有名な言葉がありますね。

『やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ』

 

やってみせ:これを省く人が多いのですが、あえて見せることが大切です。あえて見せることが面倒くさいという考えは、相手を軽んじているのと同じです。子供でも、年下でも、同じ人間として相手を尊重することで信頼関係が生まれます。

言って聞かせて:やってみせて、「あとはやっといて!」では少々乱暴ですね。相手を尊重し、言葉を発し、聞かせることが大切です。

させてみて:相手に理解させ、覚えさせるには、実践させてみることが重要です。

ほめてやらねば:ここが最もおろそかにされてしまいます。ほめるという行為は、「相手を認める」ということであり、「それでいいんだよ」ということが伝われば、相手は自信を持って行動できるし、次にチャレンジすることもできます。

人は動かじ:以上の4点をしっかり行うことで人は動きます。教育とは教える側と受ける側の信頼関係がとても重要です。相手を尊重した教えをしていなければ、いつかはいうことを聞かなくなります。上辺だけで、実際は相手を動かしてはいないのです。

あらためてこの言葉の意味をかみしめて、従業員が自然とついてくる経営者を目指しましょう!

 

ちなみに・・・、この名言には以下の続きがあります。

『話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば 人は育たず』

『やっている 姿を感謝で見守って 信頼せねば 人は実らず』

 

全てに共通するのは「相手への尊重」です。とても深いですね。