第4話 拡大するペットビジネス
幕張メッセでペット用品の見本市が開かれています。 我が家は子供の面倒でペットを飼う余裕はありませんが、私の周りも最近ペットを飼う家庭が増えている気がします。 現代では、15歳未満の子供の数が1,650万人。それに対してペットは2,100万匹にも達しているようです。驚きの数字ですね。 そして、ペット市場は1兆4,000憶円というから相当の経済影響があります。
見本市では、様々な用品が展示されているようですが、現在ではペットのいる家庭の7割を超える家庭が家の中でペットと一緒に過ごしているということで、床、壁、消臭機器等々、家庭内の用品が注目を集めているようです。
そのほかにも、ペットのアウトドア関連商品や、車用品等、その裾野は広がっています。 ペットビジネスはまだまだ新規市場として潜在的ニーズの宝庫だと思います。 ニーズを掘り起こし、ビジネス化するチャンスはたくさんありますね。
少し驚いたことは、昔のペット愛好家といえば、『若いOLさん』や『子供のいる家庭』、なんかを想像しましたが、 現在は、『子離れした年配夫婦』がペットを飼う傾向にあるようです。
(顧客:Target)ターゲットをどこにおくか、潜在ニーズは何なのかを徹底的に検討し、そしてそれにマッチする(資産:Assets)に基づく(強み:Strength)を作り(活かして)差別化していけば、きっと社会に貢献しながら活力あるビジネス展開ができるのではないでしょうか。